イベント情報
スーパーGTレース2011 特別戦(JAFスプリントカップ) 富士スピードウェイに行って来ました!!
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11月10日(水)の夜中出発で、「スーパーGTレース 特別戦 JAFスプリントカップ」に参戦する為に、富士スピードウェイ(静岡県)へ行って来ました。
S-GTレースシーズンの締めくくりとなる『JAFスプリントカップ』は、「フォーミュラニッポン」と「スーパーGT」という異なるレースイベントが同時開催される、今大会で2回目となるビッグイベントです。
国内最高峰のフォーミュラレースであるFNや、国内最高峰のGTレースであるS-GT以外にも、F-4日本一決定戦や、ビッツレース、往年の名ドライバー達が参戦するレジェンドカップなど、見どころの多いレースイベントでもあります。
通常ですと、S-GTレースは2名のドライバーで力を合わせて250q〜700q先のゴールを目指しますが、今大会は土曜日に1レース、日曜日にも1レースと個々の100qのスプリントレースとなります。ですので、シリーズ戦の時には相方のドライバーと譲り合う形でセッティングを決めてるのが、今大会では自分の好みのセッティングでレースが出来ますので、ドライバーの力量の見せ所でもあります。レース距離が短いのでタイヤ交換や、給油作業などのPIT戦略は有りませんが、S-GTの全8戦での獲得ポイントで争うシリーズ戦とは違う今大会も、もちろん目指す所は同じ表彰台を狙って気合をいれて富士入りしました。 -
11日(木)は『搬入&設営日』でした。
今大会は、色々なイベントが同時開催される為にPITの数が足りず・・・・・・3台で2PITです。ですので、中間の#87は斜めにセットしました。
1シーズン一緒に戦い抜いた#86&#87&#88のメンバーは、シーズン最後となる今大会では皆が手馴れた様子で、テキパキと搬入&設営作業を終えて、早めにホテルに帰りました。 -
12日(金)は#88を使用した『救出訓練』から始まりました。
こんな感じで、毎レースのようにサーキットオフィシャルの方々が、色々な訓練をしてくれるお陰で、安心してレースが出来るのだという事を、朝から再認識しました。皆さん、真剣な表情で取り組んでおられるでしょ? -
雨の中行われた「フリー走行」ではセッティングを確認し、土曜日に行われる『第1レース予選』へと進みました。#88は関口選手、#87は余郷選手、#86は坂本選手が予選を行いました。
大雨の際に特に有利となる、トラクションコントロールやABSなどの電子デバイスを持たないJLOCの3台ですが、それらが標準装備されたFIA-GT車輌たちに、懸命に食らい付いて#88関口選手が7位と健闘して、#86坂本選手も10位、#87余郷選手は16位で、翌日行われる第1レースのグリッドが決定されました。
その後に行われる予定の『第2レース予選』は、雨足が収まらずに危険と判断され、スタート時間の延期を重ねたのち、結局は翌日の朝から行われる事になりました。 -
13日(土)は『第2レース予選』から。
昨日とはうって変わって晴天となった朝の第2レース予選は#88井入選手、#87織戸選手、#86青木選手がステアリングを握ります。晴れたとは言え、朝一番からの走行となる為、コース上に残った雨が乾き切らない状態からのスタートで、予選時間のラストでは乾いてくるだろうと予測して、JLOC3台ともがスリックタイヤを選択してコースインしました。
なかなか乾かないスリッピーなコース状況に、#87織戸選手がPITでフロント、次の周にはリアとタイヤを浅溝レインタイヤに変更します。#86&#88はそのままスリックタイヤでコースの状況が好転する事に賭けて、辛抱の走行を重ねました。
結果的には#87織戸選手が7位、#86青木選手が11位、#88井入選手が16位と、タイヤチョイスが明暗を分けた予選となりました。 -
第1レース決勝を前に、FNやS-GTの全チームが参加する『オープニングセレモニー』があり、チーム監督、ドライバー、レースクイーン、メカニックなどが総出でセレモニーに参加しました。
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その後の『ピットウォーク』では、各チームのレースクイーンさん達も、今シーズンラストとなるサーキットイベントに張り切って参加されていました。#86 JLOCレースクイーン(黒組)
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#87 Rire Racing Girls
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#88 JLOCレースクイーン(白組)
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作業の手が開いた私も、オートサロンなどのショーで鍛えたビラ配り術で(笑) RIREさんのステッカー配りを手伝いました。
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『決勝 第1レース』
いよいよスタートが切られた第1レースですが、スタートに大成功した#88関口選手は7位から4位までジャンプアップに成功します。その後3位、2位と上がっていきますが、無線からミッションの調子が良く無い事が伝えられます。#86&#87ともにポジションを上げながらのレース展開です。 -
今大会はスプリントレースですので、PIT作業は有りませんので・・・レースがスタートしてしまえば、PITクルー達は祈るような気持ちでモニターを眺める事しか出来ません。
そんな中、#88のミッションはどんどんと悪化していっているようで、シフトアップ&ダウンもままにならないような状態で、なんとか最後まで頑張って7位という非常に悔しい第1レースが終了しました。#86坂本選手は9位、#87余郷選手は11位でした。 -
レース後の車輌保管が解除されるのを待って、翌日の第2レースヘ向けた作業を開始しました。今回、変更してきたシフトリンケージが良くない結果を招いたので、今まで使用してきたシフトワイヤー方式に戻し、ミッションのオーバーホールやクラッチの点検などを軸に作業を進めて行きました。
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13日(日)は『ピットウォーク』『オープニングセレモニー』『オールグリッドウォーク』『パレードラン』とイベントが続きました。
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#86
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#87
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#88・・・・・あれ?
#88だけ井戸端会議の場みたいになってますがw
こんな感じで1年間、色々な話を色々な所でしつつ、良い点悪い点を改善していく事が出来る、非常に素晴らしいチームに今年も所属できた事に感謝しながら、最終レースを噛み締めるように過ごしていきました。 -
『決勝 第2レース』
16位スタートながら、こちらもスタートに成功した#88井入選手は、1LAP目に10位までポジションを上げ、これから!って時に、#31カローラが3台絡みの危険なコーナー争いの後に、そのままふらふらっと#88に接触して来て・・・・・・アームの一部が折れ、このままの走行は不可能と判断してPITでリタイヤを決定しました。足回りも曲がってます。
この接触を起こした#31はドライビングスルーペナルティを受けていましたが・・・私達は、その頃はリタイヤ後の修理作業の真っ只中でした。
#86青木選手は8位、#87織戸選手は12位で第2レースも終了しました。 -
私はこのJLOCで4年目のシーズンを終了しましたが、今年新たに加入したメンバー、今年もまた一緒に参加したメンバー、(残念ながら離脱してしまったメンバーももちろん居ますが・・・。)3台体制の大所帯となるJLOCならではの、色々な個性あふれるチームのメンバーに、今年も名を連ねる事が出来た事を非常に光栄に思いますし、未だ優勝は取れていませんが、私が見てきた4年間でチームは確実に進化し続けていると思います。
私も来年がどうなるかはまだ判りませんが、お呼びが掛かった時に今年以上の「力」になれるように、日々精進を忘れず知識&体力を鍛えていく予定です。1年間の応援有り難う御座いました。