イベント情報
スーパーGTレース2011 第8戦(最終戦) ツインリンクもてぎへ行って来ました!
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10月13日(木)の夜中出発で、「スーパーGTレース 第8戦(最終戦)」に参戦する為に、ツインリンクもてぎ(栃木県)へ行って来ました。
毎年、この時期になると思う事なのですが、長いはずのレースの1シーズンですが、東日本大震災の混乱の中、日程をずらして始まったシーズン初戦から、気が付けばもう既に最終戦。今期のランボルギーニ ガイヤルドは、今まで以上に一発の速さも有り、それなりのリザルトを残しているとは言うものの・・・・・・正直、勝ち切る事が出来ないままココまで来てしまったという気持ちが強いです。 -
今回のもてぎ戦で、スーパーGTレースは最終戦を迎えますので、今期のレース結果によって加算されていったHW(ハンディ・ウェイト)も消滅し、上位チームとのマシンの性能差がより広がってしまい、苦しいレース展開が予想されますが、前戦レース中のスピンで順位を下げる結果となった♯86 坂本選手はお祓い&丸坊主で気合を入れ直しての登場です!
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そして、なぜかの「ドヤ顔」の#87 井入選手も、F-3レースでシリーズチャンピオンを獲得した相方 関口選手と、気合十分でもてぎ入りしました。
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14日(金)は『搬入&設営日』です。
前戦のオートポリスで問題となった、「テクニカルパスポート(一般車における車検証のような書類)」の記載ミスの再確認を、車検場にて3台のガイヤルドを持ち込んで行われました。
その後は通常の予備車検を行い、手早く搬入&設営も行ってから1日目が終了しました。 -
ホテルの近くの焼き鳥屋で飲み→飲み足りない3人で「ワイン・バー」へ!大人の雰囲気でのんびりと2本空け、翌日の仕事に備えました。
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15日は『公式練習』から。
雨の中で行われた公式練習では、#86が4番手、#87が7番手、#88が8番手と好調な速さをアピールしました。
ここで得たデータを基に、足回りのセットアップや、ギヤレシオの変更などを行い、午後から始まる公式予選の準備をして行きました。 -
『公式予選』です。
今回の予選方式は、まずは16位までの車輌が次の予選2回目に進む事が出来る「ノックダウン予選」です。
この「Q1(予選1回目)」で#88 関口選手のドライブで5番手、#87 織戸選手のドライブで7番手と、危なげなく2回目の予選に駒を進めますが、#86 青木選手はスピンしてしまい、このスピンが赤旗の原因を作ったという事で、予選タイムを抹消され、最下位の21番グリッドから決勝のスタートが決定されてしまいます。
10位までが次の予選に進める「Q2(予選2回目)」では、#88 井入選手はギリギリの10番手で、次に進む事が出来ましたが、#87 織戸選手は惜しくも13位で、決勝のグリッドを決定させました。
最終予選の「Q3(予選3回目)」では、#88 関口選手の素晴らしいドライビングで、3位の好グリッドからスタートが決まりました。 -
予選後の「キッズウォーク」です。
#86 JLOCレースクイーン 黒組さん(関根彩蘭 長谷部祐香 水野ちはる 浜田コウ) -
#87 Rire Racing Girlsさん (津川智香子 佐崎愛里 高橋としみ 植田早紀)
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#88 JLOCレースクイーン 白組さん(亀田理恵 葉山あゆみ 瀬戸美紗子 奥野奈緒)
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16日(日)は『決勝日』です。
午前中まで残った雨が嘘のように昼前位から晴れに変わり、気温もグングン上昇していきました。前日までの雨用のセットから、晴れ用のセットに変更し、スターティンググリッドの3番手の位置に#88を並べスタートを待ちます。
今回のスタートドライバーは井入選手です。 -
前日の予選でタイム抹消となってしまった#86は、坂本選手で(7番手からスタート予定の#33が、決勝を前にしたフリー走行でドライブシャフトを破損させ、スターティンググリッドに付く事が出来ず、PITからスタートとなり繰り上がりの順位で)20番手から。同様の理由で繰り上がり12番手からスタートの#87は、余郷選手がステアリングを握りレーススタートをしました。
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スタート後、#88はポジションを入れ替えながらも上位を死守しますが、12LAP目には「シフトがグラグラや〜!たまにシフトチェンジをミスしてまう〜!!」と無線が入り、PITに緊張が走ります。この時のポジションは、#88が3位、#86がジャンプアップの10位、#87が13位です。
まずは20LAP目に#87がPITに入ります。織戸選手に交替させ、給油のみタイヤ無交換作戦です。21LAP目には#86がPITに入り、青木選手に交替、給油&タイヤ4本交換です。22LAP目に#88が4位でPITに入り関口選手に交替、給油&タイヤ4本交換してマシンをコースに戻すのですが・・・ここで私の担当する右リアタイヤが上手く入らず、タイムをロスさせてしまいます。
3台全てのPIT作業が終わり、ポジションが安定してきた28LAP頃の各車の順位は、#88が10位、#86が11位、#87が14位です。その後、全てのチームがPIT作業を終えたであろう35LAP目には#88が7位、#86が10位、#87が13位とポジションを上げて行きます。
最終的に#88が5位で入賞を果たしますが、#86は12位、#87は16位と、なんと「ガス欠」で2台がポジションを下げての完走扱いでレースが終了しました。 -
このレースを見事優勝で飾り、シリーズも逆転でチャンピオンを捥ぎ取ったのは#4 谷口選手&番場選手でした。おめでとう御座います!!
2011シーズンのシリーズランキングは、#88が11位、#87が12位、#86が15位で終了致しました。
チームとしては、燃費の悪いFIA-GT車輌のPIT作業を少しでも短縮する為に、かなり際どい燃費計算が裏目に出てしまう、悔しい結果となってしまいましたが、これもレースを攻めた結果ですので、前向きに特別戦を表彰台で飾るべく頑張ります。私も、悔しさを紛らわす為にレース後の月曜日から、体力アップの為のジム通い再開させてます♪