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エコカーフェスタ2010(セントラルサーキット)に行って来ました!!


  • 11月28日(日)セントラルサーキット(兵庫県)にて行われました『エコカーフェスタ2010』の、「エコカースプリントレース」に参戦して来ました。

    『エコカーフェスタ』は、数年前から同名イベントとして開催されて来た催しですが、今回から「ユーロカップ」などを手がけるツーアンドフォーさんが主催して行われるイベントです。

    レーススケジュールとしては、「エコランエンジョイクラス(上限のタイム制限を設けて、平均燃費や走行距離を計測して優位を決めるレース)」や、「エコカー60分耐久レース(こちらもエコランエンジョイレースのレギュレーションと同様のルールで、60分間での優位を決めるレース)」などのクラスがある中、私は「エコカースプリントレース(プリウス、CR-Z、インサイトなどで速さのみを競うレース)」にエントリー致しました。

  • 普通の走行会&レースイベントでは参加される車の音で、かな〜り賑やかなのですが・・・・・。さすがエコカーのイベントだけあって、かなり静かなサーキットでの1日を過ごせました。

    お陰で「オートラボ・エアロ」のチラシを配る際の説明を、声を張らずに出来ましたw

    ただ、静か過ぎて、自分の走行枠の時間に気付かずに、同じクラスのマシンが出て行くのを見て、慌てて準備したりなどのトラブルも有りましたが・・・×

  • 私の走る「エコカースプリントレース」の予選が、10分間の非常に短い時間で始まりました。まずは最低でも1周2分を切る事を目標に、3LAPの予選アタックに出ます。

    私のマシンは20型プリウスの「ライトチューニングクラス(外装、車高調、ホイール&タイヤなどの軽微な改造のみ認められたクラスです)」にてエントリーしたのですが、他の車輌は新型インサイトやCR-Zなどのホンダ勢や、同じくプリウスの30型や10型というマシン差がバラバラな全7台がエントリーされていました。

  • 予選結果は6位。(1分54秒)

    正直、ナメてました(汗)
    だって、エコカーのイベントだからタイヤはノーマルかエコタイヤで、ほぼノーマルな車輌ばかりかな?とか考えてエントリーしてましたから。

    でも、他の参加車輌を見てみると・・・Sタイヤやハイグリップタイヤばかり(涙) しかも、CR-Zはマニュアル車なので、オートマ車で車重が重く、エンジンパワーが劣るプリウスで勝てる見込みも有りません。

    予選1位は、MAXレーシングさんの持ち込んだCR-Zをドライブした井入選手(1分40秒)!!・・・30型プリウスは井入選手にハンドルを託された違う方がドライブしていました〜。

  • 同時開催された「ワールドエコノムーブGP第4戦」では、かなり本気仕様のEV車輌のレースもありました。ドライカーボンフレームに、ポリカーボネートなどの外装で、バッテリー込みの車重は50キロを切っている車輌がほとんどの超エコカーのレースです。

    工業大学や工業高校などの学生チームの参加も多く、先生が生徒さん達を率いながら楽しんで参加されていたのが微笑ましかったです。そして、こういう学生さん達が、将来の日本のエコカーを開発していくんだろうな〜とか期待もしながら観戦しました。

  • そして、このモスラの様なマシンのドライビングポジションはこんな感じ。携帯電話でドライバーとPITがやり取りしていましたが、いざコースに出るとかなり孤独なんでしょうね。ドライバーは小柄な方や、女性が多かったようです。

  • そして、「エコカースプリントレース」の決勝の時間になりました。

    グリッドスタートで10周の周回数で競われます。

    私の作戦はズバリ!スタートを決めて、とりあえず1台でも前へ。そして後は抑え切るのみ!!です。
    そして作戦通りスタートを華麗に決めて、予選5番手の30型プリウスの横にならび、予選4番手のCR-Zをインから抜こうとするのですが、さすがに全てにおいて不利な車輌で抜くには至らず、そうこうしている間にバックストレートエンドで、すぐ近くを走る30型プリウスがふらついて・・・(井入選手所有の車に接触すると、後で何を言われるか判らないので)アクセルを抜いてしまいました。ここからはストレートスピードの差で30型プリウスもどんどん離れて行き、完全に一人旅です。

  • 1人で走り続けるには淋しい10周。少しでもタイムを縮める為、プリウスの特性を理解する為に、1LAP毎にラインや走り方を変えて走り続けました。

    そこで得た20型プリウスのセントラルサーキット攻略法(笑)は、@ブレーキングはABSを効かせない様に優しく丁寧に、Aコーナーに進入した瞬間にアクセルはガバッと全開に(アクセル制御系の反応速度が鈍く、少しでもコーナー中のトラクションを稼ぐ為)、Bハンドリングはかなり優しく動作する(普通のコーナーへの進入アプローチより、よりイン側を狙うように・・・しても、コーナー立ち上がりでド・アンダーで車がアウト側に持っていかれます)こんな感じでしょうか?

    そして、今回走行したセントラルサーキットのヘアピンコーナーや、逆バンク付近では「トラクションコントロール」も勝手に、敏感に作動しますので、この付近ではアクセル制御されて加速もなかなかしません。(30型プリウスではこの症状は出ない模様です。)

  • そして、レース終盤からは「周回遅れ」の計算を始めました。私の予選タイムから、1位の井入選手の予選タイム差が約14秒でしたから・・・8周目に来る?

    キーター!!!予想通りに8LAP目に、井入選手のドライブするCR-Zにストレートでズバッと抜き去られ、その後9LAP目にもCR-Zに抜かれ・・・レース結果は6位。予想通り、上位をCR-Zがダントツの速さで占めて、次いでインサイト、プリウスの順でレースが終了致しました。ちなみに、プリウスの順位は前から30型→20型→10型と新しい順番に並びましたメデタシメデタシw

    気になる私のタイムですが、1分53秒と無事に更新されました。予選&決勝とレース終盤で徐々に伸びてきている事から、タイヤのグリップなど関係なく、私がこの車の走らせ方に慣れてきた為?という感じの縮まり方ですので、今後は更に良いタイムを出す事は可能なようです。

    どちらにしても、「エコカーでも楽しんでサーキット・ランをする」という事は十分に可能なようです。今後、より楽しいエコカーレースに求める事は、参加台数が増えて同一車種で、同じような条件でのレースが可能になれば、より楽しいイベントになるのでは無いでしょうか?私のブログを見て、そのキッカケ作りになれば幸いです!そしてプリウス乗りの方達の挑戦なら・・・喜んで受けて立ちますよ☆


    レース後のエコタイヤですが・・・やはりサーキットには向いていません。アンダーを連発したお陰でブロック部分が剥離しました〜×(どうしても、エコタイヤでサーキットを走行する場合は、2・5〜2・7位の高めの空気圧をオススメします。サイドウォールの柔らかいエコタイヤのフラフラ感は、かなり軽減されます。どちらにしてもグリップ感は有りませんけど。)