イベント情報
スーパーGTレース 2010第6戦(鈴鹿ポッカ700q)に行って来ました!
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8月20日(金)の朝出発で、真夏の祭典「スーパーGTレース 第6戦 ポッカ700q耐久レース」を戦う為に鈴鹿サーキット(三重県)へ行って来ました。
通常300q〜400q分の周回数で争われる「スーパーGTレース」の中で、唯一その倍の周回数を走る今大会は、シリーズ中で一番過酷なレースといっても過言ではありません。
私のチーム#87ではレース前に不安な要素も多く有りました。ドライバーの坂本選手は肋骨の骨折(レースとは関係ない、日常生活での骨折です)治療中の為に、まともにレースが出来るか判らない常態でのレースである事。その為に急遽、サード・ドライバーに古谷直広選手が起用された事。第4戦からドリンクやクールスーツのトラブルが続いた事。今年に入ってから、去年に比べてエンジンパワーが減っている事。など・・・今回は、そういったトラブルを払拭する為に、色々な観点から各部を見直し&準備してサーキット入りしました。 -
金曜日の午後に準備された、おびただしいタイヤの数です。(これでも全部では有りません)これを私が、レース中にタイヤ交換していくと考えるだけでゾッとしますw
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広くて綺麗な鈴鹿サーキット、PITのセットはこんな具合にしました。
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21日(土)は「フリー走行」から。
今回のレースは、マシンのセットがなかなか決まらず、幾度となく足回りのセットを変更しながら走行を続けて行きました。そしてフリー走行時間枠の後半は、サード・ドライバーの古谷選手にマシンに慣れて貰えるように時間を割きました。 -
午後からは「予選」が行われました。
今回の予選は「ノックダウン方式」です。まず全車が走ったタイムの上位16位以下がノックダウンされ、16位以下の順位が決定されます。ここではチームJLOCの、#86&#87&#88ともに残って次へ進みました。次は上位10位以下のマシンがノックダウンされて、ここで3台とも残念ながら残る事が出来ずに、#88は12位、#86は13位、#87は15位で予選が終了されました。 -
22日(日)は「PITウォーク」から。
左から、坂本選手(レース前に骨折して人を不安にさせた方です)&古谷選手(その坂本選手のお陰?で急遽、参戦が決まった方です)&井入選手(今回のレースで追突されてしまい怪我をしてしまった方です) -
そして「グリッドウォーク」を経て、いよいよ700qにも及ぶ「決勝レース」がスタートされました。
まずは井入選手からのスタートで順調にLAPを刻んでいくのですが・・・無線から「足元のペダルまわりが異常に熱い!ヤケドしそうな程や〜!!」と報告が入ります。それを我慢して貰いつつも、19LAP目にはポジションを9位に上げて、23LAP目にPIT INして、ドライバーを坂本選手に交代させて&給油&リアタイヤのみ交換&ペダルまわりの熱対策の応急処理を急いで済ませて、マシンをコースに戻しました。 -
私も、この熱いタイヤ交換&交換済みタイヤをコース外に運ぶ作業で指先をヤケドしました(汗)
坂本選手に交代後、通常作業+応急処置のPIT作業の影響もあって、ポジションを一時20位に落としてから、順調にポジションを上げていき、40LAP目にはポジションを12位にして、45LAP目にPIT INさせて、2度目の井入選手に交代&給油&タイヤ4本交換を無難に済ませ、マシンをコースに戻しました。 -
コースに戻った際のポジション14位を、順調にポジション11位に上げた61LAP目に、後ろを走る「エヴァンゲリオン カローラ」に追突されました。・・・・使途じゃないのにw
混信してか、聞き取りづらい無線では「追突された〜 足が・・・イタイ」→「え?足回り破損したんですか?走れそうですか?・・・・・??痛い??怪我したんですか?」→「うん。足が痛すぎて無理やからPIT入るで〜」って感じで緊急PIT IN。マシンをガムテープなどで応急修理をして、準備がままならない坂本選手に急いで交代させ、タイヤ交換&給油を済ませてマシンをコースに押し出しました。 -
クラッシュの影響などで、ポジションを16位に落としましたが、まだまだレースは中盤を過ぎた頃ですので、諦めずにLAPを刻んでいきます。75LAP目には13位に上げて、92LAP目にPIT INして、古谷選手に交代させて&給油&リアタイヤ2本交換をして、マシンをコースに戻しました。
そのまま、順調に走行して12位で無事にレースを終了する事が出来ました。
#86は途中PIT作業で、少しロスがあったものの堂々の5位入賞を果たしました。#88はレース終盤のPIT作業の際に、足回りの破損が見つかり、そのままレースを終えて15位で完走を果たしました。 -
追突された井入選手は、接触の際に力が入りすぎて?接触のショックで?足の筋が伸びた感じになってしまったそうです。#87は怪我人やトラブルが続いていますが、お参りにでも行きつつ、次のレースにはより良い結果が残せるように頑張ります。
レースの結果は不甲斐ないですが、今回のレースでは今シーズン続いていましたエンジンパワーの低下も見られず、LAPタイム的にもまだまだ戦える所まで戻っていましたし、ドリンク&クールスーツのトラブルもなく、次に繋げる為に悪くないレースだったと思いました。
とは言え、私自身も今シーズンで一番疲れたレースでしたので、この疲れを癒してから、次のレースまでに出切る事を、少しでも多く見つけて進化させたいと思います。